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クラリセージの香り
早朝、まだ草木に夜露が付いている頃、木立の中を歩きます。
地面には、木から落ちた枝葉が落ちています。
歩く度に、地面に落ちた枝葉が、折れてみずみずしい香りが漂って来ます。
悩みを抱えていたのに、その枝葉の匂いを嗅いでいたら、ホッとするような、悩み事がどうでもよくなるような、そんなイメージが湧く香りです。
名前の由来って?
- 悩みが尽きなく、考えがまとまらないとき。
- パニック状態になってしまったとき。
- 肩や背中の緊張が取れなく、息苦しさを感じるとき。
そんなときに、心を落ち着かせ、明るい気持ちにさせてくれることから、ラテン語で「明るい」の意味を持つ、clarus(クラルス)から、クラリセージになったようです。
主要成分は?
- 酢酸リナリル
- リナロール
- ゲルマクレンD
- スクラレオール
植物性エストロゲン(エストロゲンとは、女性(卵胞)ホルモンです。)が含まれるので、妊娠中や生理中(開始3日目まで)は使えません。
反対に、出産時には緊張状態を緩ませ、リラックス出来ることから、使用している産院もあります。
クラリセージをオススメする方とは?
- 生理不順
- PMSや更年期の症状が辛いとき
- 緊張から来る肩コリや背中のコリ
- パニックのとき
- リラックスしたいとき
科名 | シソ科 |
学名 | Salvia sclarea |
産地 | ロシア・フランス・モロッコ |
採油方法 | 全草・水蒸気蒸留法 |
揮発速度 | トップ~ミドルノート |