紀元前の時代から、宗教用の香りとして使用されてきました。
和名は、乳香(にゅうこう)といいます。
イエス・キリスト生誕の際に、祝う品としてミルラ(没薬)とともに捧げたと伝えられています。
咳をしずめたり、お肌のアンチエイジング効果があるといわれています。
しわや、たるみが気になるお肌に、植物油に希釈して(精油の量は、1%)塗布します。
また、蜜ろうを加えて、クリーム状に作れば持ち運びや、外出先での塗布がし易いです。
クリームの作り方は、こちら
目次
香り
スモーキーな香りです。
サンダルウッド(白檀)から、甘さを取った香りで、スッキリとしています。
主な成分
- αピネン
- リモネン
- α-ツジェン
- β-ミルセン
- サビネン
- パラシメン
作用
- 免疫機能向上(αピネン)
- 抗ウイルス・脱毛予防(リモネン)
- 鎮痛作用(α-ツジェン)
- 強壮・機能促進作用(β-ミルセン)
- 殺菌・抗炎症作用(サビネン)
- 鎮痛作用(パラシメン)
風邪のひき始めに、芳香浴として使用したり、植物油で希釈し(精油濃度は1%)胸に塗布すると、呼吸が楽になります。
加齢肌のケアとしても、力を発揮してくれる精油で、男女共に使いたい精油です。
科名 | カンラン科 |
学名 | Boswellia carterii |
産地 | エチオピア・イラン・レバン・アラブ |
採油方法 | 樹脂・水蒸気蒸留法 |
揮発速度 | ベースノート |