小学校では、3年生になると、理科の授業が始まります。
理科の授業で、最初のお持ち帰りが「蚕(カイコ)」です。
長男が3年生(1999年)の時は、カイコの餌は生葉でしたが、長女の時は(2013年)タブレット型の餌になりました。
近年では、虫が苦手なお子さんも多いためでしょうか、飼いやすく配慮されています。
1匹ずつ仕切りがされていて、タブレット餌(葉を乾燥させて固めたもの)を入れて観察する感じです。
長男の時は、親子共々ニョロ系が苦手で、しかも生葉でしたから、世話をするのも大変でした。
さて、話が変わりますが、カイコの餌となる植物といえば桑の葉ですね。
桑は、科名がクワ科の植物で、学名はMorus albaと言います。
実(み)は、マルベリーという名前でも、親しまれています。
食べたことがある方は、ご存知だと思いますが、手や口の周りが紫色に染まります。
つまみ食いしたら、直ぐにバレます(笑)
そして、桑の葉の成分に、デオキシノジリマイシンというものがあります。
このデオキシノジリマイシンというのは、小腸からの糖吸収を抑える働きがあり、食前にお茶として飲用すると、ダイエット効果があります。
また、腸内のビフィズス菌の働きを高めるので、便秘の改善にも有効とのこと。
女性にとっては、嬉しいこと尽くしですよね。
気になる桑の葉のお味ですが、ちょっと苦みのある味で、ほうじ茶とかギムネマ茶に味が似ています。
苦手な方も多いかもしれませんが、糖尿病予防やダイエットに役立つならば、味は二の次として飲まれることをオススメします。
味に慣れたら、おいしくいただけるかも♪
※マルベリー茶、桑茶、で検索してみてください。