これから暑い季節になると出てくる、いや~な蚊、ダニ、ゴキブリなどの虫たち。
蚊などの虫たちは、15度以上になると活動を始めます。
そして、もっとも活動的になる気温が、25度から30度の時で、35度を超える真夏の日中は、木陰や葉っぱの裏などで気温が下がるのを待っています。
そこで活躍するのが殺虫剤。
でも、家の中で使うには食品もありますし、使うのをためらってしまいますよね?
そこでオススメなのが、アロマの精油を使った、虫除けスプレーです。
アロマは自然由来の成分なので、安心です。
今回は、そのレシピをご紹介いたします。
目次
蚊が吸血する理由
蚊が吸血するのは、産卵時のタンパク源として行うので、メスの蚊のみ行う行動です。
オスは樹液や花蜜などを食料としています。
私が子供の時、蚊の子孫繁栄のために、わざと吸血させていたことがありました。
蚊の短い一生を、手打ちして殺すのは、余りにも可哀想だと、お腹いっぱい血を吸わせてあげていた記憶があります。
当然ながら、その後は猛烈な痒みに襲われるのですが、誇らしい気持ちだったことは間違いないです。
まあ、こう書きますと変な子供時代でした
しかし蚊によって病原菌を撒き散らすことを知ってからは、片っ端から手打ちです
変われば変わるものです。
虫を寄せ付けないアロマ
市販の虫除けスプレーには、ディートという成分が入っています。
ディートは、第二次世界大戦中、ジャングルでの戦いの時に、忌避剤(虫除け)として開発された薬剤です。
蚊のほか、ダニやヒルなどの虫除け効果もあり、効力も長持ちするので、今迄使われて来ましたが、人によってはアレルギーを起こしたり、使い方によっては神経毒性があると言われています。
ちょっと心配ですよね。
そこで手軽に使えて、身体にも安心して使用できるアロマを、ご紹介します。
- シトロネラ(Cymbopogon nardus)
- レモングラス(Cymbopogon citratus)
- ユーカリレモン(Eucalyptus citriodora)
- ペパーミント(Mentha piperita)
- ゼラニウム(Peelargonium graveolens)
人によっては、苦手な香りがあるかと思いますが、好みの香りを選んで、ブレンドするのもOKです。
付けた時の香りが好きで、なおかつ虫が寄り付かない精油がベストですよね。
以前私は、市販されている虫除けグッズで、精油成分を練り込んでいるブレスレットを購入しました。
でも、香りがきつく、ブレスレットをする気になれませんでした。
虫除けの前に、匂いで酔ってしまう・・・
それでは意味がないので、好きな香りで虫除けが一番です。
虫除けスプレーの作り方
<用意するもの>
- 精油・・・7滴(シトロネラ3滴・レモングラス3滴・ゼラニウム1滴)
- 無水エタノール・・・5ml
- 精製水・・・25ml
- スプレー付き容器(30ml用)
- かき混ぜ棒
<作り方>
- ビーカーなどの容器に、無水エタノールを入れます。
- 1に精油を7滴入れて、棒でよくかき混ぜます。
- 精製水を25ml入れて、さらにかき混ぜます。
- スプレー付き容器に入れて、出来上がり♪
精油をレモングラス3滴、ペパーミント3滴、ゼラニウム1滴にしても良いです。
2週間前後で使い切ってくださいね。
ゴキブリやダニが嫌うアロマ
蚊も嫌ですが、見た目には、もっと恐ろしいゴキブリ!
1匹見つけたら、100匹居るとも言われている、厄介なゴキブリ。
そして夏になる頃、数年に1回は大発生するダニも、厄介ですよね。
私は、20代の頃マンション住まいだったのですが、夏にダニが大量発生し、大変だったことがあります。
畳に触れた皮膚だけ、真っ赤に腫れあがり、掻いても掻いても痒い!寝てもいられないことがありました。
その時は、精油は日本で購入は出来なかったので、ひたすら掃除!ひたすら掻く!な毎日でした。
今は、日本でも手軽に精油が手に入ります。
幸せなことです
さて、ゴキブリ&ダニが嫌いな精油は・・・
- ベチバー
- モミ(シベリア)
- ペパーミント
ディフューザーなどで、部屋中に拡散するのもGOODです。
または、プリンカップの中に、重曹を半分位まで入れて、精油(ベチバー)10滴を重曹に垂らします。
プリンカップにラップをかぶせ、ラップに小さな穴を爪楊枝などで、数個開けます。
または、プリンカップにストッキングを被せるのも、GOODです。
部屋の四隅に置けば、更にGOOD。
お試しあれ♪
精油は、自然の植物から抽出された精油を、選んでくださいね。
合成された香料のは、効果がありません。