毎日慌ただしい日々を送り、ある日鏡をじっくり見たら、自分の顔がくすんでいた…そんな経験はないですか?
肌のくすみと言いますと、中高年のイメージがありますが、若い人でも疲れが溜まっていたり、寝不足でもくすんで来ます。
肌(皮膚)を触った時に
- 乾燥している。
- ザラついている。
- 固い。
など、手触りが変わって来たら、要注意です。
目次
くすみの原因
大きく分けて、くすみの原因は3つあります。
古い皮膚よるクスミ
表皮下で、新しい皮膚が生まれて、その後2週間かけて表皮に到達します。
内側から外側に向って、皮膚が移動していくイメージです。
表皮で更に2週間かけて、皮膚表面の角質層に到達し、アカとなって剥がれます。
それが皮膚の一生です。
生まれてから剥がれ落ちるまで、約28日間を要します。
このサイクルを、ターンオーバーと言います。
生活習慣の乱れにより、ターンオーバーの乱れが生じます。
剥がれ落ちる皮膚が、剥がれず留まることで、皮膚は厚く固くなり、くすんで来ます。
血行障害によるクスミ
階段を登った時や、早足で歩いた時に息切れや、動悸はしないですか?
息切れや動悸がある場合は、日常的に運動不足かもしれません。
心臓は、今の身体に必要な血液しか送り出さないので、運動不足が続くと、血流の流れも悪くなります。
血流が悪くなると、老廃物も滞りがちになり、皮膚はくすみやすくなります。
特に、目の下は皮膚が薄いので、目の下にクマが出来たら、血行障害を起こしている可能性があります。
ホルモンの影響によるクスミ
女性は、月経になる1週間前に、黄体ホルモンが分泌されます。
黄体ホルモンは、女性の身体を保護する働きをします。
そして、外界と直接ふれあう皮膚は、ダメージを受けないように、皮脂の分泌を促したり、メラニンを活性化させて紫外線から、身を守ります。
その時期は、皮脂やメラニンが活性化することにより、にきびやシミになりやすい時期となります。
くすまない肌を作る
くすまない肌を作るには
- 食事は偏らず、食べ過ぎない。(物足りない位)
- 特に生理前は、紫外線対策を入念にやる。
- 運動不足をなくす。
が、大切です。
また、肩まわりの筋肉が凝っていると、血流が悪くなりますので、朝起きた時や寝る前にストレッチをして、筋肉をほぐしましょう。
息を吐きながら、左右やります。
片方1・2・3・4・5と数えながら息を吐いたら、反対側も同じようにやります。
これを3セット。
首は、横に頭を倒し、息を吐きながら頭の重みで、肩の筋肉を伸ばすイメージでストレッチをします。
息を吐き切ったら、反対側にも頭を倒します。
これを3セットやります。
肩のストレッチをすることで、肩周りの血行が良くなり、お顔のくすみも改善します。
アロマ(精油)でケア
マッサージオイルを作り、眠る前にケアするのも、くすみのない肌への近道です。
- 血行を良くするレモン
- 新陳代謝を高めるローズマリー
- 細胞の成長を促進するネロリ
が、オススメです。
マッサージオイルの作り方
お顔に塗るので、精油の濃度は0.5%以下で作成します。
アルガンオイルまたは、ホホバオイル30mlを用意します。
オイルに、精油を入れます。
- ネロリ1滴
- ローズマリー1滴
- レモン1滴
よく混ぜてから、使用します。
レモンは、光毒性がありますので、日中の使用は避けてください。
(日光を浴びると、色素沈着を起こします。)
継続は力なり
キレイな肌は、毎日のケアが大切です。
もし、くすみが出てきたら、ストレッチとセットでお肌のケアをしてみてくださいね。