最初に栽培された都市が、イタリアにあるベルガモなので、その地名に由来しています。
また、コロンブスがこの木をカナリア諸島で発見して、スペインとイタリアに導入したとも言われています。
苦味が強い果実なので、香り付けとして利用されています。
目次
香り
ベルガモットの香りは、甘くフルーティーな香りで、アールグレイ(紅茶)の香り付けとしても有名です。
多くの人に好まれる香りです。
主な成分
- 酢酸リナリル
- リモネン
- リナロール
- ベルガプテン
- ベルガモテン
作用
- 神経の興奮を鎮める(酢酸リナリル)
- 血行促進(リモネン)
- 鎮静・血圧降下作用(リナロール)
- 気持ちを明るくさせる(高揚)作用(ベルガプテン)
ベルガプテンとベルガモテンは、光毒性があります。
肌につけた後、日光を浴びると、肌が黒くなったりシミになりますので、最低でも6時間は直射日光は浴びないように注意をしてください。
イライラしている時や緊張している時に、オススメの精油です。
また、脂性肌のスキンケアにも良く、痛いニキビのケアに良いです。
(夜に、ブレンドオイルを塗布し、朝起きたら洗い流します。)
ベースオイル10mlに対して、ベルガモットの精油1滴。
科名 | ミカン科 |
学名 | Citrus bergamia |
産地 | イタリア・モロッコ・チュニジア・ギニア |
採油方法 | 果皮・圧搾法 |
揮発速度 | トップノート |