時々「私は香水が嫌い」とおっしゃる方がいます。
本来、香水は「いい匂い」と思うから身に付けるものです。
でも、人によって好き嫌いがありますから、ある人はいい匂いと思っていても、別の人はクサイ、と思う人もいるわけです。
また、香水と言っても何百種類とありますから、全ての香水の香りを嗅いだこともないのに、香水が嫌い、というのもな…と思うのですが、無理強いは出来ませんから「そうなのですね」で終わらせていました。
目次
2種類の香水
でも、ある時憎しみを込めて言われたことがあります。
「私は香水が大嫌い!!」と
さり気なくお話を聞くと、合成香料の香り(市販されている香水)が嫌いということでした。
どうやら、人工的な香りと、自然の香りを混同しているようでした。
このブログを読んでいる方の中にも「香水は嫌い」と思っている方がいるかもしれません。
そのほとんどの方は、人工的な香り(合成香料)を嫌い、と言っていることが多いようです。
そんなアナタには、植物から抽出された精油がオススメです。
香水(合成香料)
一般的に「香水」といわれているもののほとんどは、合成香料を調香して作られます。
合成香料には、大きく分けて2つあります。
- 化学物質(アセチレンやベンゼンなど)から作られる。
- 天然物(動物・植物)から、人為的操作を行い作られる。
合成香料は、自然界にある香りを真似て作られています。
天然香料
ここでいう天然香料とは、植物(花・草・根・樹脂など)から圧搾・蒸留などにより香り成分を抽出したものです。
いわゆる精油のことです。
香りは好みの問題
天然香料ならいい香りで、合成香料ならクサイという訳ではありません。
また、天然香料の香りも、人により好みというものがあります。
同じ香り(精油)でも、「良い香り」と表現される方がいる一方で、「臭い」と顔をしかめる方もいます。
でも、1つの香りが臭く感じたから、私は香り(精油)が苦手だと思わないで欲しいと思います。
空気は無臭じゃない
中には、合成香料と天然香料の、どちらもイヤだ、無臭が良い、という方もいます。
でも、無臭だと感じている空気でも、色々な匂いが混じり合っています。
意識を集中すれば
- 植物の匂い
- 土の匂い
- 生活の匂い(食事・洗濯・入浴時などの)
様々な匂いがして来ます。
また、同じ香りを長時間嗅ぐと、匂いが分からなくなる「鈍化」という現象が起こります。
本当は匂いがあるのに、無臭だと思っているということです。
無臭だと思っているだけで、私たちは様々な匂いの中で生活をしています。
香りは体調や環境、精神状況で変わる
このように、私たちの周りには香りがあふれています。
香りには好みがありますし、体調やその時の気分に応じて、好む香りも変わって来ます。
嫌いだと思っていた香りも、環境が変わるだけで好きになることもあります。
今、この匂いが嫌いだからといって、しばらくすると好きになることだってあります。
子どもの頃嫌いだったピーマンが、大人になったら大好き、というようなことだってあります。
なので、今現在、その香りが嫌いだからといって、今後も嫌いと決めつけないで欲しいのです。
沢山ある精油を嗅いでみてください。
かならず好きな香りが見つかります。
また、嫌いだと思っていた「香り」が、ある時劇的に変化するかもしれませんよ。
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香りが嫌い!と思われている方は、特にオススメです。
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