11月中旬頃から市場に出始める、黄色くなった柚子(ゆず)。
皮を剥(む)かずに置いても、香りが漂って来ます。
冬至の時には、風邪をひかないようにと願いを込めて、お風呂に入れて香りを楽しみますね。
日本人にとって馴染み深い柚子ですが、香りが良いだけではなく、色々な効果効能もあります。
目次
柚子の成分
柚子には、ビタミンCが他の柑橘類(レモン・すだち等)より、豊富に含まれています。
その他にも
- 毛細血管を拡げて、血液の流れを良くするリモネンやビタミンP
- 粘膜を強化させたり、抗酸化力があるβカロチン
- 整腸作用やコレステロールを低下させる作用があるペクチン
- ナトリウムを排出させ、血圧を下げる働き&むくみを取る働きがあるカリウム
が、含まれています。
寒くなって来ると、毛細血管がピッ!と縮まり、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、栄養が隅々にまで行き渡らなくなり、お肌がくすんだり潤いがなくなります。
粘膜も弱くなり、外からのバイ菌を防げなくなります。
また、寒くなると身体を動かさなくなるので、腸の動きも鈍くなり便秘がちになります。
そこを一気に解決してくれるのが柚子なんです。
ビタミンCの宝庫である皮
皮は、果肉の4倍もビタミンC を多く含んでいます。
なので、皮を食べなければ意味がありません。
そこで、香りも味も食感も楽しめる、柚子茶はいかがでしょうか?
市販の柚子茶は、柚子が少ししか入っていませんし、何よりちょっとお高め
でも、地元の農家さんや、道の駅などでは8個入り300円で、密かに?売っています。
見つけたら、迷わずゲットしてくださいね
柚子茶の作り方
すごく!簡単です。
でも、出来上がるまで時間がかかります
材料
- 柚子
- 氷砂糖(柚子と同量)
- ハチミツまたは水飴
レシピ
1、柚子をキレイに洗います。
2、四等分に切り、実を外します。
3、皮に付いている白い繊維(中果皮/アルベド)に、多くの栄養素が含まれていますが、苦味もあるので、お子さんに飲ませる場合は、スプーンなどで軽くこそげ落とします。
4、柚子の皮を、千切りにします。
5、氷砂糖と柚子の皮を、交互に瓶の中に入れていきます。入れ終わったら、柚子の実を絞り果汁を瓶に注ぎます。
毎日1回、瓶を振りかき混ぜます。
ある程度、氷砂糖が溶けたら、お好みでハチミツまたは水飴を入れます。
2週間~3週間で出来上がり♪
氷砂糖が、ほぼ溶けた頃が飲み頃です。
寒い冬、風邪の季節にオススメの飲み物です。
ぜひ作ってみてくださいね。