クマツヅラ科の植物で、精油は「葉」から抽出されます。
和名は、香水木(こうすいぼく)または防臭木(ぼうしゅうぼく)と呼ばれています。
レモンバーベナと似た名前の植物に、レモンバームがあります。
レモンバームも葉に芳香性がありますが、シソ科の植物です。
見た目の違いは、レモンバーベナは木(低木)に対して、レモンバームは草です。
また、レモンバーベナは葉が細長く、剣に似た形をしています。
いっぽうレモンバームの葉は、シソのように丸い形をしています。
更に、クスノキ科の植物で、葉がずんぐりと長い植物があります。
名前は、リツエアクベバ(別名メイチャン)こちらもレモンの香りがするので、間違えやすいです。
リツエアクベバには、小さな果実をつけますので、実がついていたらリツエアクベバです。
実に紛らわしいですね
主な成分と作用
- シトラール
殺菌作用/レモン様の香り - ゲラニオール
鎮痙・鎮痛・抗菌作用/バラ様の香り - ネロール
ホルモンバランスを整える作用/バラ様の香り
香り
爽やかなレモンに、甘さを加えたような香りです。
ヨーロッパで、当初フィンガーボウルに使用されていた「レモンの香り」は、このレモンバーベナです。
また、ハーブティーとしてヨーロッパで広く愛飲されているそうです。
精油は採油率が、少ない為に高価な精油となっております。
科名 | クマツヅラ科 |
学名 | Lippia citriodora |
産地 | アルゼンチン・チリ・ペルー |
採油方法 | 葉・水蒸気蒸留法 |
揮発速度 | トップノート |