家の掃除をする時に、市販の洗剤を利用すると確かに綺麗になりますが、強すぎるため換気に注意をしたり、手荒れが気になったりしますよね?
かといって手袋をすると、微妙に汚れが残ったりします。
そんな時、環境にもやさしくて、でも汚れはしっかり落とせる洗剤があればなぁ…と思っていませんか?
そんないいとこ取りの手作りアロマ洗剤を作る方法をご紹介します。
目次
汚れの種類
家の中の汚れは、大きく分けて3つの汚れがあります。
- 水まわりの汚れ(水あか)
- 壁・ドア・床などの黒ずみ
- 油汚れ
この3つの汚れに対して、有効な洗剤は
水あか⇒アルカリ性なので、酸性洗剤で汚れは落ちます。
壁・ドア・床などの黒ずみ⇒中性洗剤
油汚れ⇒酸性なので、アルカリ洗剤で汚れは落ちます。
酸性洗剤
水まわりに付いた汚れ(カルシウム分や石けんカスど)や、トイレの便器の汚れなどは、お菓子作りやお料理作りに使う、クエン酸を使用します。
用意するもの
- スプレー付き容器200ml
- 水200ml
- クエン酸小さじ1
- 精油(レモン)10滴
作り方
- スプレー付きの容器に、200mlの水を入れる。
- クエン酸を、小さじ1入れて混ぜる。
- 精油を入れて、更に混ぜて出来上がり♪
蛇口は、石けんカスや白っぽい汚れ(水に含まれているカルシウム等)が付き、汚れています。
クエン酸を溶かした水溶液を、蛇口にスプレーします。
スプレーしたのち、ティシュなどでパックをします。
軽い汚れならば、10分~20分でキレイになります。
汚れに応じて、パック時間を長くしてくださいね。
軽くナイロンたわしで、水をかけながら洗うと、水あかが取れて、キレイになりました。
水あかがたまりやすい、こんな所もキレイに♪
*クエン酸を使用後は、水での洗い流しを忘れずに。
*塩素系洗剤とクエン酸は、有毒ガスが発生するために、混ぜないでください。
中性洗剤
壁やドア、床などの黒ずみには、Ph(ペーハー)が中性のものを使います。
一般的には、中性洗剤を使用しますが、中性洗剤は合成界面活性剤を利用して、汚れを浮き上がらせています。
ここでは、合成界面活性剤を使わないで、キレイにする方法をお伝えします。
用意するもの
- スプレー式容器200ml
- 精製水(または水)120ml
- 無水エタノール70ml
- 精油(ペパーミント10滴・ティートリー10滴)
- ビーカーまたは、清潔な小鉢
作り方
- ビーカーに、無水エタノールを入れてから、精油を混ぜ合わせます。
- スプレー式容器に、精製水を入れます。
- 2に1を入れます。
- よく振って混ぜ合わせます。
無水エタノールは、汚れを浮き上がらせる効果があり、また揮発性に富んでいますので、二度拭きする手間が省けます。
アルカリ洗剤
最近は、よく見かけるようになった重曹。
重曹は、炭酸と水酸化ナトリウムから出来ています。
水酸化ナトリウムは、水に溶けると塩基(アルカリ)になります。
また、炭酸水素ナトリウムは、Phは8.2の弱アルカリ性ですが、熱湯で溶かすことにより炭酸ソーダーとなり、Phは11.2のアルカリ性になります。
それを利用して、レンジ周りのしつこい油汚れをキレイにする、洗剤を作ります。
用意するもの
- 重曹
- 熱湯
- 精油(スイートオレンジ)10滴
作り方
- 重曹30g に精油10滴を垂らして、混ぜ合わせます。
- 1に熱湯を注ぎ出来上がり♪
一番簡単に出来上がる洗剤ですね
重曹に精油を垂らします。
油汚れが気になる五徳に、重曹を付けます。
そのまま放置します。
30分後、お湯で流すだけでキレイになりました。
汚れの状態に合わせて、放置する時間を長くします。
その他にも、重曹は汚れや臭いを吸着するので、重曹(100g )に精油(スイートオレンジ・ラベンダーなど、計10滴)を入れて混ぜ合わせ、カーペットに振り落とします。
その後、掃除機で吸い取れば、キレイになります。
香りに癒されて、なおかつ簡単にキレイになるので、試してみてくださいね。
天然の香りがあると、お掃除も楽しく出来るので、お掃除嫌いな方にもオススメです。
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