フェヌグリークは、芳香がある種子をもつマメ亜科の1年草です。
地中海原産の植物で、日本に持ち込まれたのは1700年代前半です。
日本語名では、胡廬巴(ころは)と呼んでいます。
種子は、カレー粉として使われたり、メープルシロップの代替品としても使われています。
主要成分
- タンパク質
- ビタミンB群
- ビタミンC
- 4-ヒドロキシイソロイシン(4-HIL)
- ステロイドサポニン
- フラボノイド
薬効成分
鎮痛作用や抗炎症作用があり、胃腸の粘膜を保護する働きがあるので、ヨーロッパでは古くから使用されていました。
また、子宮の機能を高めるので、女性特有の不調緩和に良いと言われています。
2011年動物実験によって、肥満抑制やメタボに有効であることが分かりました。
4-ヒドロキシイソロイシンは、高血糖状態でもインシュリンを分泌を促進させるので、メタボを気にしている方には魅力的なハーブですね。
妊娠中の方には使用できません。
科名 | マメ亜科 |
学名 | Trigonella foenum-graecum |
使用する部分 | 種子 |
主要成分 | ビタミン類・ミネラル・アルカロイド・ステロイドサポニン・フラボノイド・4-ヒドロキシイソロイシン |