心とカラダのブログ

和の心を取り戻す~和紙~

こんにちは!

アロマサロン心花の宮平です(超久しぶりの手紙調

心花では、昨年8月より「和紙でつくるインテリア講座」を開講しております。

和紙は、単純に私が好きだから、講座に加えてみたという経緯もあるのですが、アロマ(精油)が取れるのも植物、和紙も同じ植物、アロマとして香りを楽しみ、形があるものとして和紙を身近に飾れたら、より生活が潤うのではないかという思いもあり開講しました。

伝統や格式ある和紙漉きではないのですが、もっと気軽に楽しめる和紙漉きが出来たら良いな~をモットーにしております。

心花で使用している紙料は、楮(こうぞ)と三椏(みつまた)です。

楮は東京産、三椏は福井産を使用しています。

本日は、楮についてお伝えします。

 

楮は、クワ科の落葉低木で、6月頃に木苺みたいな甘い実を付けます。

木は、3~4m ほど成長し、11月中半以降葉が落ちるのを待ってから伐採します。

楮1

だいたい1mに切り分けてから、釜で1時間半蒸します。

蒸しあがったら、熱いうちに皮をむきます。

黒い皮をこそげ取り、黒い皮の下にある緑色の部分も取ります。

流水でもみ洗いをした後に、天日干しをします。

楮2

乾燥したら、灰汁(アルカリ性の水)にて、3時間程煮ます。

 

煮上がったら、木棒で叩きます。

繊維が、細かくなるまで叩くので、一番大変な作業かも??

でもストレス発散は出来ます!(笑)

アロマサロン心花では、上記の行程を終えた紙料をつかって、和紙漉きを行います。

水の中に紙料を解き放ち、粘液状の液体「ネリ」というものを入れて、紙料の繊維1本1本に絡ませます。

絡ませることによって、繊維がバラけて均一な紙が漉けます。

 

幾つもの行程を経て、紙が出来上がります。

普段何気なく使っているティシュや、メモ書きして捨ててしまっている紙も、材質や漉き方が違うだけで、和紙と同じ紙です。

紙を慈しみながら、作品をつくりあげることは、忘れかけていた物の大切さを思い出すキッカケになると私は思っています。

心に、ぽっと光が灯るような作品を、一緒に作ってみませんか

 

追伸

何度も何度も、和紙漉きをしていますと、漉く時の水の流れが心地良すぎて、たくさんの悩みごとが、どうでも良くなる感じがしてきます(私的感想)

一応、私も人間なので、こう見えても悩み沢山ありますのよ。

ということは、息詰まった時こそ、和紙漉き?

雑念が消えて、爽快ですこと

私だけ爽快になっても申し訳ないので、ぜひご一緒に♪

 

では、また~のちほど

 

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