一度聞いたら、忘れられない精油の1つでしょう。
香りを嗅いだ瞬間は、土とレジンを混ぜ合わせたような個性的な香りです。
名称も魅惑的ですが、産地であるタンザニアでは媚薬の1つとして、用いられているそうです。
ムフフは木材としての名称ですが、植物としてはブラキラエナ・フイレンシスという名称です。
芳香浴としてのみ使用出来る精油ですが、ムフフ単独で香らせるよりも、イランイランなどオリエンタル調の花の香りと、ブレンドをして香らせる方が良いかと思います。
また、ブレンドをする際も濃度には、気をつけてください。
まずは、1滴から試してくださいね。
ムフフは、キク科に属します。
キク科は、世界では2万種もある植物です。
日本国内でも、360種あります。
キク科の植物は、草本(そうほん)と、木本(もくほん)という形状の特徴があります。
- 草本とは、形成層というものがなく、やわらかい。1年または数年で枯れるもの。
- 木本とは、樹皮の内側に形成層があり、年々幹が育ちます。年輪が出来る。
キク科と聞いて、草花を想像される方が多いと思いますが、ムフフは「木」です。
主な成分
- α-アモルフェン
- カラメネン
- α-カジネン
科名 | キク科 |
学名 | Bracyleana huillensis |
産地 | タンザニア |
採油方法 | 木部・水蒸気蒸留法 |
揮発速度 | ベースノート |