心とカラダのブログ

ネロリ

ビターオレンジの花から、精油を採取します。和名は、だいだい。

開花したばかりの花から抽出される精油は、ネロリ・ビガラードと呼ばれ希少価値の高い精油となります。

目次

部位、抽出方法で名前を変える精油

(花)水蒸気蒸留法から得た精油を、ネロリといいます。

(花)溶剤抽出法で得た精油は、オレンジフラワーAbsといいます。

(枝葉)水蒸気蒸留法で得た精油は、プチグレンといいます。

果皮を圧搾し得た精油は、ビターオレンジといいます。

名前の由来

ネロリの名前に由来は、イタリアのネロラ公国伯爵夫人が愛用していたことからつけられました。

また、花は純潔を象徴することから、永遠の誓いの印として花嫁のブーケに使われて来ました。

1本の木から採れる精油の量

ビターオレンジの樹木は、常緑樹で10m以上になる木もあります。

植樹した場合は、花が咲くまで4年以上かかります。

 

よく育った栄養状態がよい木から、12~15kgの花が採れます。

しかし、1,000gの花から採れる精油は、10gしか採れません。

香り

青さがある柑橘系の香りと、フラワー系の香りが合わさった香りです。

リナロール、酢酸リナリルが含まれることから、高揚・鎮静作用があります。

嗅いだ人の、その時の気分や体調により、気持ちが高まったり、落ち着かせてくれたりする香りです。

主な成分

  • リナロール
  • 酢酸リナリル
  • ファルネソール
  • ネロリドール
  • シスβ-オシメン
  • フェネチルアルコール

作用

  • 鎮静・抗菌・抗うつ作用
    (リナロール)
  • 鎮痛・鎮痙・抗炎症作用
    (酢酸リナリル)
  • 新生物抑制作用
    (ファルネソール)
  • ホルモン様作用・細胞修復
    (ネロリドール)
  • 殺菌作用
    (シスβ-オシメン・フェネチルアルコール)

 

☆リラックスをしたい方

☆加齢肌の方

☆睡眠障害で悩まれている方

☆ストレス過多な方

以上の方に、オススメの精油です。

 

科名 ミカン科
学名 Citrus aurantium
産地 エジプト・フランス・モロッコ・イタリア
採油方法 花・水蒸気蒸留法
揮発速度 ミドルノート

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