今年の梅雨開けは、観測史上初の6月開けとなりました。
まだ、心も体も準備が出来てないのに夏到来です
夏といえば、滴り落ちる汗!
体温を調節するために、汗が出るのは仕方がないことではありますが・・・
汗をかいた後の、ベタつく肌や時間の経過と共に、臭ってくる汗のニオイは気になるものですよね。
そこで、サラサラ肌をキープして、ほのかに香るパウダーをご紹介します。
目次
サラサラ肌パウダーの素
まず基材となる「お粉」は、コンスターチとカオリンです。
コーンスターチ
トウモロコシの種子の中に、発芽する際に養分となる胚乳があります。
胚乳には、炭水化物(でん粉)・タンパク質・脂質・ミネラルなどが含まれています。
その胚乳から、でん粉を取り出したものがコーンスターチです。
コンスターチは、身近で売られているもので「食用」「化粧用」というものがあります。
食用のコンスターチが若干安いのですが、ここでは化粧用をオススメします。
コンスターチの優れたところ
水分を吸収して、お肌の表面をサラサラにしてくれます。
また、つけた瞬間は水分を吸い取るので、お肌のツッパリ感がありますが、じきに馴染んできます。
カオリン
名前からして可愛いです。
名前の由来は、粘土の産地である中国の高嶺から命名されています。
鉱物名は、カオリナイトといいます。
高嶺…私が真っ先に連想するのは、「高嶺の花(たかねのはな)」ですが
中国語では、高嶺をGaolingと発音するとか
脱線してしまいましたが、カオリンはクレイ(粘土)パックとしても利用されています。
カオリンがパックとして使用されているのは、粒子が細かくお肌のつきが良いからです。
また、多気孔(たくさんの隙間がある)で吸水力もあるため、お肌の皮脂や汚れを吸着してくれます。
レシピ
基材となる粉の紹介の次に、パウダーの作り方をご紹介します。
用意するものは
- コーンスターチ・・・大さじ4
- カオリン・・・大さじ1
- 精油・・・10滴
1、コンスターチとカオリンを混ぜ合わせます。
2、1に精油10滴を入れます。
3、よく混ぜ合わせたら出来上がり
注意点
簡単に出来ますが、注意点があります。
粉に精油を加えると、ダマになりやすく扱い辛くなります。
すり鉢で擦り潰すか、ふるいにかけて「ダマ」が直接肌に触れないよう注意してください。
用途に合わせたレシピ
香りの好みや、お肌の状態により使う精油が変わります。
オススメのブレンドをご紹介します。
ストレスから来る過食&肌荒れ湿疹になりやすい方
- パチュリ・・・1滴または2滴
- ネロリ・・・5滴
- ジャスミン・・・3滴
甘めの香りです。
パチュリは、香りが強いので2滴以上入れないように注意してください。
お肌を清潔に保ちたい方
- ティートリー・・・4滴
- ローズマリー・・・2滴
- ラベンダー・・・4滴
スッキリとした香りです。
ベタつく肌の方
- サイプレス・・・5滴
- ジュニパーベリー・・・3滴
- ゼラニウム・・・2滴
森の中にいるような香りです。
番外編ーYシャツの襟の汚れが気にならないパウダー
お肌を、サラサラに保つパウダーは、Yシャツに付く汚れの首輪を防いでくれます。
コーンスターチとカオリンを、上記の通り混ぜ合わせて、その粉を新しく着る前のYシャツの襟につけます。
汚れの首輪が、ゴシゴシ洗わなくても落ちやすくなります。
香りも楽しみたい方は、精油が無色のものでお試しください。
- ジュニパーベリー
- ティートリー
- ラバンジン
- ヒソップ
- シダーウッド
- コリアンダー
などが、無色です。
濃い色の精油では、シミになることがありますので使わないでくださいね。