上に伸びる立性のものと、はうように伸びる匍匐(ほふく)性のものがあります。
手入れのしやすさは、立性の方です。
匍匐性のものは、手入れを怠るとジャングルのようになります。
この植物は水辺に生育することから、「海のしずく」というラテン語が名前の由来です。
目次
料理のアクセント
肉や魚などの臭みを消すので、料理にも使われています。
また、クッキーには葉を刻んだものを入れると、甘いものが苦手な方にも好まれます。
特に、ココアクッキーを作る際に、オススメです。
精油
ローズマリーにはケモタイプ(同じ種でも、芳香分子の化学組成が大幅に異なるもの)があり、ベルべノン・1.8シネオール・カンファーに分けられています。
- ベルべノン⇒ヘアーケア・ニキビのケアに
- 1.8シネオール⇒風邪の時の不快感解消に
- カンファー⇒筋肉痛や肩こりに
香り
古代より悪霊をはらう植物として、使用されていたようです。
また、マリア様のバラとも呼ばれ、疫病を防ぐ植物として使用されていたようです。
香りは、スッキリとした草の香りです。
主な成分
- 1.8シネオール
- カンファー
- ボルネオール
- 酢酸ボルニル
- β-カリオフィレン
作用
- 抗炎症・殺菌・抗ウィルス作用
(1.8-シネオール) - 血行促進作用
(カンファー) - 筋弛緩作用
(ボルネオール) - 明晰化・緊張緩和作用
(酢酸ボルニル) - 鎮静・抗炎症作用
(β-カリオフィレン)
科名 | シソ科 |
学名 | Rosmarinus officinalis |
産地 | モロッコ・スペイン・フランス・ポルトガル・チュニジア |
採油方法 | 全草・水蒸気蒸留法 |
揮発速度 | ミドルノート |