毎日が光陰矢のごとし。
この時間の流れの感じ方も、現代人の嵯峨なんでしょうか
先日、チラッと見たテレビで、目隠しをして食事する光景を放映されていました。
目からの情報に頼って生活している私たち。
普段意識をしないで、食事をしていますが、分刻みで生活をしていますと、食事するのも大慌てですね。
食事を愉しむというより、お腹を満たすものへと変化してしまいます。
そんな日々の生活をしていると、目を閉じて食事をすることは、一見何でもないことに思えますが、試してみると結構大変です。
まず、食器が何処にあるのか確認し、食器の中に食べ物があるかを、箸の感触で確認しますね。
そして、口の中に入れる・・・。
さすがに鼻や、目に入れる人は、いらっしゃらないと思いますが、不安ですよ。
以前、介護の資格を取る時に、目隠しをして食事を経験する勉強がありました。
2人1組のペアになり、介護人と利用者さんに分かれます。
介護人は、最初に食事の配置と、お皿に何が入ってるのかを説明します。
利用者役の人は、その説明を聞いて、食事を始めます。
目からの情報がないと、口に入れても、食べた気がしないばかりか、何を食べているのかも薄味であればあるほど、分からないものです。
良い面は、目で確認していたら、絶対食べないものでも、食べてしまうこと
食わず嫌いが克服出来そうですね。
意外に美味しかった~と思われることがあるかもしれません。
いかに、目からの情報を頼りに、食事をしてきたかを体験できました。
テレビの話に戻しますが、目隠しをされた方も、恐る恐る食材を口に入れ、味わっていました。
食感や、匂いでしか分からないので、食材をあてるのも四苦八苦していました。
目からの情報ばかりを頼らず、しっかりと自分の五感で味わうことも大切ではないでしょうか。
情報化社会であるが故に、先のことと急ぎがちですが、食事時間をゆっくりと取ることは、たまには必要かなと思います。
(命を頂くのですから、食事時間も大切にしたいですね。)
このように、人は食事をする時、目からの情報に大きく左右されます。
例えば、カボチャの煮物が嫌いな人がいるとします。
まずはじめに、通常なら
カボチャの煮物を目で見る→(嫌いだ)→一口食べてみる→(やっぱり嫌いだ)
となるところ、目隠しをして食べると
(何だろう?)→一口食べてみる→(何かわからないけど甘くて美味しい)→実はカボチャの煮物です
というように、思い込みが入っていることがあるのです。
見ると食べることができないのに、見ないで説明も受けないと、食べることができた。
というように、目からの情報が入ることで、偏見が入っていることもあるのです。
同様に、「自分はダメな人間だ」「もっと頑張らなきゃ」などと、自己嫌悪に陥っている人も、実は偏見だったりします。
偏見という自己暗示をかけていたりするのです。
その偏見(=自己暗示)を解き、自分と向き合えるカラーキューブセラピーで、2014年を明るく楽しく迎えませんか?
子どもの頃に遊んだ、積み木のように並べていくだけで、自分が本当に望んでいるものや、大切にしたいものが見えて来ます。
本当の自分と対面して、2014年も笑顔で迎えたいですね。