表皮の下にあるものが、真皮となります。
皮膚の弾力や伸縮性、体温調節が出来るのも、真皮のおかげです
真皮は、乳頭層と網状層から出来ています。
乳頭層は、血管の束と知覚神経の束(マイスネル触覚小体)から出来ています。
網状層は膠原繊維(コラーゲン)と、弾性繊維(エラスチン)が絡み合い肌の弾力や伸縮性を保っています。
皮膚の栄養となる血液は、皮下組織から動脈が真皮に入り、網状層で水平方向に毛細血管が網目状に拡がります。
網目状の毛細血管が、上方向に伸びてループ状となり、乳頭層の下で静脈に流れ込みます。
真皮の厚さですが、表皮の数倍厚く、2~3ミリあります。
目の周りは0.3mmと薄いので、マッサージは軽く指で叩くようにするのが、オススメです。
皮膚の弾性は、加齢や紫外線により減少していくので、仕方がないことですが、過度に浴びる紫外線や、ビタミンCを破壊する煙草など、控えていきたいですね。