冬になると、気になる空気の乾燥
日本海側は雪が降りますが、山を越えて太平洋側に降りた空気は乾いています。
また、暖房でお部屋の空気を温めますので、更に乾燥します。
空気が乾燥してくると、服を脱ぐ時にバチッ
車のドアなどに触れただけでも、バチッ
一瞬ドキッとします。
この嫌な静電気ですが、放っておくと体やお肌に悪影響があるって知っていましたか?
目次
静電気で膀胱炎
電気が帯電していると、ほこりが吸い寄せられてしまいます。
ほこりが集まると不衛生になり、男性に比べ尿道が短い女性は、膀胱炎になりやすいのです。
ぎょえ~ですよね。
静電気で血糖値が上昇
静電気により交感神経が刺激されて、副腎髄質(ふくじんずいしつ)からアドレナリンとノルアドレナリンが放出します。
ショックに対して、身体は抵抗をするときに、糖質コルチコイドが分泌されて血糖値が上昇します。
静電気によるショック(ストレス)があると、血糖値が上昇する、ということです。
静電気でお肌にも影響
静電気が起きると、血糖値が上がります。
血糖値が上がる時に、大量のビタミンÇが使われます
ビタミンCは、コラーゲンを作ったり、お肌を白く保つ時にも必要なミネラルです。
ということは、静電気がたまるとお肌にも悪い、ということです。
静電気で肩こり
肩や背中のコリ、辛いですよね。
冬の寒い時期は、寒さに耐えるために体に力が入り、身をかがめてしまうもの。
そして肩に力が入り、ガチガチになってしまいます。
そして、静電気が溜まって来ると血液がドロドロになり、筋肉に栄養が行き渡らず、固くなってきます。
肩こりを緩和するためにも、静電気をためないようにすることが大切です。
静電気を防ぐミネラル分
静電気が起きやすい、化繊の服を身につけないことも大切ですが、帯電(静電気)しないためにも、電気を通しやすい素材の靴を履きたいですね。
また、帯電するために失われたミネラル分を、補うことも大切です。
必須ミネラルは
- カリウム
- カルシウム
- ナトリウム
- マグネシウム
- リン
- 硫黄
- 塩素
- クロム
- マンガン
- 鉄
- コバルト
- 銅
- 亜鉛
- セレン
- モリブデン
- ヨウ素
などがあります。
これらミネラル分が満たされていれば、帯電(静電気)を防いでくれますし、血液もサラサラに保ってくれます。
静電気が気になる時は、ミネラル分を多く含む、野菜や牛・豚(内臓)を積極的に摂っていきたいですね。
ミネラル分というと、カルシウムとかマグネシウムなどを想像しますが、コバルトとかセレンとか聞くと何だか、鉄腕アトムを、想像してしまいます
年代もあるのでしょうけど