液体ガス(二酸化炭素、ブタン)を超臨界状態にし、芳香成分を抽出する方法です。
二酸化炭素の臨界点は、31.06度・71気圧です。
臨界点とは、液体が液体として蒸気と共存できる限界の状態…難しいですね
超高圧を掛けた状態での沸点が、臨界点…更に難しいですね
簡単に説明しますと
- 植物投入
- 抽出器に植物を入れます。
- 抽出器を加圧
- 二酸化炭素を加圧し、抽出器に流し込みます。
- 混合
- 液化した二酸化炭素に、植物の芳香成分が混じり合います。
- 分離
- その後、圧力を弱めていくと、液体が気化します。
- 抽出
- そして、残ったものが精油となります。
利点は、熱や水による精油成分の変質を防げるので、自然に近い芳香成分が抽出できます。
また、抗酸化成分も抽出できるので、鮮度が長く保てます。