イネ科の多年草植物で、精油の抽出部位は「根」です。
東南アジアの国々では、マットやすだれにしたり、インドでは、根を乾かしてタンスの防虫剤として使われていました。
緊張を解きほぐす鎮静作用があることから、静寂の精油と呼ばれています。
主な成分と作用
- ベチべロール
神経系の興奮状態を緩める。 - ベチボン
肝臓強壮作用・鎮静作用 - ベチベロン
- ベチベン
生育地によって、成分含有量が変わるので、成分表を確認してください。
香り
攻撃的になった心を、落ち着かせてくれる土のような香りです。
精油は粘度が高く、香りもクセがあるので、濃度に注意してください。
また、緊張を和らげる効果もあるので、一日の終わりに頭皮のマッサージに使用するのも良いです。
ブレンドオイルを作る際は、フラワー系の香りが合います。
子供・妊婦の方は不可です。
科名 | イネ科 |
学名 | Vetiveria zizanioides |
産地 | インドネシア・インド・タヒチ |
採油方法 | 根・水蒸気蒸留法 |
揮発速度 | ベースノート |